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題名の無い絵画展 2024

2024年7月26日〔金〕- 10月27日〔日〕

開館日:金・土・日および祝日

開館時間:10:00-17:00

リーフレット表(PDF) リーフレット裏(PDF)

 今回の展覧会はいつもと一味違います。名付けて「題名の無い絵画展」。開館2年を迎えたサイトウミュージアムの新しい試みとなります。これまでとは異なり、本展では作者名や解説などを掲示しない空間で会場を散策していただきます。たとえば、下調べなしに旅することをイメージしてください。ときには手がかりなしにそれらを純粋に見ることが、自分なりに作品を解釈し、心をゆさぶられることへとつながる。それはあなただけの、かけがえのない鑑賞体験に違いありません。

 この度の展覧会では、鑑賞者と絵画とが一対一で向き合える空間づくりを目指しました。さて、一体、どんな絵画が待っているのでしょうか?

 本展に合わせ、絵画の感想が書けるような小冊子もご用意しました。自分だけの鑑賞体験という旅に、メモを片手に出てみてください。では、楽しんで!

※本展の1F展示室は学藝員・田中善明が、2F展示室は館長・齋藤洋一がそれぞれ作品の選定を行いました。

■入館料:大人500円(400円) 高校・大学生300円(200円) 中学生100円 小学生以下無料 

※( )内は20名以上の団体料金。※65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。

 

■会期中のイベント(いずれも参加無料ですが、入館に際してチケットが必要です)
 

◎学藝員によるミュージアム・トーク
2024年8月4日(日)
2024年9月22日(日)
いずれも午後2時から約30分

◎学藝員によるスライド・トーク
展示室にてよもやま話に花を咲かせます。毎回異なる内容となります。
2024年9月8日(日) 第11回 絵画材料学 顔料と接着剤 2
2024年10月12日(土) 第12回 博物館概論1 
いずれも午後2時から約40分、事前申し込み不要。​​

アンカー 1

生誕150年・実力派の画家たち

-三宅克己、中澤弘光から和田英作まで

2024年11月1日〔金〕- 2025年3月2日〔日〕

開館日:金・土・日および祝日〈11月4日(月)、1月13日(月)、2月11日(火)、2月24日(月)〉
※ 松阪カルチャーストリート開催期間中(11月9日-17日)は水曜日のみ休館。

※年末年始〈12月27日(金)-1月3日(金)〉は休館。

 今から150年前の1874年4月、パリでは第一回印象派展が開催されました。その時の日本は改元間もない明治7年にあたります。
 日本近代美術の礎を築いたのは江戸時代の終盤に生まれた人たちですが、今回取りあげる1874(明治7)年生まれの画家たちは、明治の後半から昭和戦前戦後の時期に活躍した、いわば近代の屋台骨を支えた人たちです。
 当ミュージアムのコレクションでは、三宅克己(1874 -1954)、中澤弘光(1874 -1964)、小室翠雲(1874 - 1945)、池上秀畝(1874 - 1944)、満谷国四郎(1874 - 1936)、鹿子木孟郎(1874 - 1941)、そして和田英作(1874 - 1959)が該当します。いずれの画家たちも、近世江戸文化の名残を体験しながらも、新たな時代を切り拓き美術の振興に影響を与えた人たちで、指導者としても尽力しました。
 今日、これらの画家たちは忘れ去られつつありますが、一生涯を芸術に捧げた実力派の画家がこれほど多く生まれた年も珍しいことです。生誕150周年の記念の年に、いぶし銀ともいえる作品の数々を是非ご堪能ください。

■入館料:大人500円(400円) 高校・大学生300円(200円) 中学生100円 小学生以下無料 

※( )内は20名以上の団体料金。※65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。

 

■会期中のイベント(入館チケットが必要です)


◎学藝員によるミュージアム・トーク
2024年11月17日 (日)、
2025年1月11日 (土)
いずれも午後2時から約30分、事前申込不要。

◎学藝員によるスライド・トーク
展示室にてよもやま話に花を咲かせます。
2024年12月8日 (日) ⑬ 近代絵画の繊細さと可愛さと 
2025年2月8日  (土) ⑭ 博物館概論 その2 建築・施設と機能
いずれも午後2時から約40分、事前申込不要。

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