



画家たちのパリ、フランス
‐ひらくまなざし‐
2026年3月20日〔金〕- 7月20日〔月・祝〕
開館日:金・土・日・祝 開館時間:10:00 -17:00
前期 3月20日(金)- 5月10日(日)
後期 5月15日(金)- 7月20日(月・祝)
展覧会リーフレット(PDF)
明治期から現代まで、日本人画家にとってフランスの首都パリは憧憬の的であり続けました。海路や陸路を使い 何日もかけてたどり着いた芸術の都は、美術を志すその眼に新鮮に映ったことでしょう。期待に胸を膨らませた彼らは、独自の表現を探求するため、同時期に滞在した芸術家たちと切磋琢磨し、時にはルノワールやマチスといった画家の助言を受けながら、制作に励みました。 技術の習得や表現の探求において重要なのは「見ること」と「感じること」であることは言うまでもありません。ルーヴル美術館をはじめとする現地の美術館やギャラリーは、彼らに大きな刺激を与えました。さらに、異国の風景が見せる多様な表情は画家の心に深く刻まれ、表現の幅を広げる契機のひとつとなったようです。
第一回の文部省留学生として留学を果たした岡田三郎助をはじめ、パステル画による「色の速写」の可能性を探究した矢崎千代二、フォーヴィスムやキュビスムなどの新運動を吸収した川島理一郎、エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治を師とし「エビハラブルー」を生み出した海老原喜之助、生涯の大半をフランスで過ごしル・サロンにて日本人初の金賞を受賞した平賀亀祐、佐伯祐三や外国人画家たちとの交流が刺激となって多様な展開を見せた川口軌外など、戦前戦後を通じて多くの画家が新しい表現を求めてフランスへと渡りました。
今回は当ミュージアムのコレクションより同地に過ごした日本人画家による風景画を中心にご紹介します。異国の地だからこそひらかれたであろうそれぞれの画家のまなざしを、絵画の世界でお楽しみください。
■入館料:大人500円(400円) 高校・大学生300円(200円) 中学生100円 小学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。※65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。
■会期中のイベント(展覧会チケットが必要です)
◎学藝員によるミュージアム・トーク
3月22日(日)、5月2日(土)
いずれも午後2時から約30分 事前申込不要
◎学藝員とお散歩企画 第一弾
新人学藝員の就任一周年を記念して、松阪の内緒の散歩ルートをゆっくり楽しみます。雨天決行。
(保険は各自でご加入ください。)
4月19日(日) 午後2時にサイトウミュージアム集合 約1時間 事前申込不要
◎学藝員による絵画のお話スライド・トーク
展示室にて絵画のよもやま話に花を咲かせます。毎回異なる内容となります。
6月14日(日)① パリの蜜の味
7月11日(土)② 佐伯祐三と仲間たち
いずれも午後2時から約40分 事前申込不要